こんにちは、フェリシアです。
前編では、駐車スペースや視線対策、照明に関する“外構の失敗あるある”をご紹介しました。
後編では、「予算配分」「計画のタイミング」「素材選び」にまつわる後悔の声をもとに、失敗しないためのヒントをお届けします。
その4:外構に予算をかけられず、後からやり直すことに

「家づくりの予算の大半を建物に使ってしまい、外構は最低限に…」というケースは少なくありません。
当初は「とりあえずでいい」と思っていたものの、生活してみると使いづらさや見た目の物足りなさに気づき、結局数年後にリフォームすることに。
こうした場合、二重にコストがかかることもあるため注意が必要です。
すべてを完璧に仕上げなくても、将来を見越して最低限の下地や配管工事などは済ませておくのが賢い選択です。
▶ポイント:建物と外構はセットで計画し、優先順位を明確に。
その5:建物完成後に外構を考えて、理想のプランが実現できなかった

建物が完成してから外構を考え始めた結果、「思っていたアプローチが取れなかった」「配線や配管が干渉して施工が難しくなった」というケースもあります。
外構は建物とのバランスが大切。
とくに玄関の向きや駐車場の位置、段差や高低差処理などは、建築計画と同時に検討しておくことで、無理のない理想的なプランが実現しやすくなります。
▶ポイント:外構は“あとから”ではなく“最初から”計画に含めるのがおすすめ。
その6:素材の選び方に失敗してメンテナンスが大変に…

「デザイン重視で天然木を使ったけれど、すぐに劣化してしまった」「白い門柱にしたら雨染みや汚れが目立って困った」など、素材選びの失敗も多い声のひとつです。
見た目の美しさはもちろん大切ですが、屋外は紫外線や雨風にさらされるため、耐久性やメンテナンスのしやすさも重要な選定ポイントになります。
最近では、木目調のコンクリートや汚れが目立ちにくいタイルなど、機能性とデザイン性を両立した素材も多数登場しています。
▶ポイント:見た目+耐久性・お手入れのしやすさまで考慮して選ぶ。
外構の失敗は、日々の暮らしの中で気づくことが多く、後からの修正にはコストも手間もかかります。
だからこそ、計画段階で「どう暮らすか」をしっかり想像しながら、優先順位を明確にしておくことが大切です。
フェリシアでは、お客さまのライフスタイルやご希望を丁寧にヒアリングし、後悔のない外構づくりをお手伝いしています。
「これってどうすればいいの?」という疑問があれば、ぜひお気軽にご相談ください!





